仮想通貨ETFの可能性 仮想通貨の税金が安くなるかもしれないもう1つの道

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久しぶりに仮想通貨に関してのお話です。

つい先日、海外の大手仮想通貨取引所Huobiが仮想通貨ETF(銘柄名HB10)の販売を開始したというニュースを見て、興味があったので少し調べてみたのですが、想像していたものとはちょっと違いガッカリしました。

HB10とは

HB10は中国のHuobiが販売を開始したETFで、その名の通り10種類の仮想通貨を組み入れて構成されているようです。

その10種類の仮想通貨と構成比率は、HT30%・BTC25%・EOS15%・ETH10%・BCH5%・XRP5%・IOST3%・LTC3%・ETC2.5%・DASH1.5%(構成比率はだいたい、です)。

仮想通貨初心者の自分としては、あまり見たことのないものもありますね。 IOSTとか初めて見たかも。 一瞬、IOTAの事かと思いましたが、IOSTというのもちゃんとあるみたいです。

ちなみに、構成比率第1位のHTはHuobiが発行するトークンだそうです。 ZAIFで買えるZaifトークンみたいなものですね。

上記の仮想通貨の価格に連動する仕組みになっているので、HB10を買うだけで、これら全てに投資しているのと同じ利益を得られる訳ですね。 勿論、損失も同様にですが。

なぜガッカリしたのか

まず、買えるのがHuobiでだけという点。

『仮想通貨ETF発売』というニュースを見て勝手に、ついに(証券会社で)売り出したのか!と思い込んでしまった自分が悪いのですが、HB10は仮想通貨取引所であるHuobiでしか買えないんですよね……。

証券会社で買えなくて、仮想通貨取引所だけで買える、という事は、それはもうETFではなくて、そういう新しいトークンを発行しただけなのでは……というのが正直な感想です。

自分のそういった心象とは別に、証券会社で買えないってことは、今まで仮想通貨界隈とは縁のなかった資金なんかが流入することも無い訳で、その点も残念です。

以前同じようなもので、仮想通貨が対象の投資信託CRYPTO20というのがありました(今もあると思うけど)。
こちらは20種類の仮想通貨を対象としていて、しかし投資信託と謳ってはいるものの、出資者はトークンを受け取り、その値上がりによって対価を得る形でした。

仮想通貨自体に手を出すのは躊躇してるけど、自分の使ってる証券会社なんかで、ETFとか投資信託という、既存の馴染みのある金融商品としてなら買ってみたい人っていうのは、結構居ると思うんですよね。

なので『自分のとこでだけ』とか、『トークンで』とかっていうのが残念かなー、と。
逆に言うと、ちゃんとした(?)ETFとして無理だから苦肉の策で、という面もあると思いますが。 アメリカでも、いろいろな会社がETFにしようとしては、審査ではじかれているようですし。

で、次のガッカリポイントというか疑問なのが、構成している通貨の割合で、自分達が発行してるトークンが1位なのはどうなのよ?という点です。 いちゃもんと言われたらそうなんですけどw

構成通貨に入れるにしても、下位のほうにちょろっと入れるならまだしも、BTCより上位で比率30%て。 あからさますぎませんかね、イロイロと……。

それでも期待している仮想通貨ETFの可能性

ここでタイトルの回収。
そもそもなぜそんなに仮想通貨ETF(投資信託でも可、以下略)に期待しているか、という話なんですが、前述の新しい資金の流入、というのもあるんですが、もっと即物的に仮想通貨の税金が安くなるかも、というのを期待しています。

現在の、仮想通貨にかかる所得税の計算方法は、総合課税かつ損益通算の範囲外(仮想通貨同士の損益は相殺可)です。 しかも、赤字の繰越もできません(仮想通貨の取引を事業所得として申告できている人は、赤字の繰越も損益通算もできるでしょうが、税務署に認められるのはかなりハードル高いと思われます)。

これを、株式取引やFX取引と同じ土俵である、『分離課税かつ損失の繰越可能』にまで引き上げるとしたら、やはりそれらと同レベルの信用のある、計算書なり支払調書的な書類・データが必要になると思います(今でも大口顧客や、(概算でも)多額の利益を得た人であろう人のリストは税務署に行ってるとは思いますが)。

当然、申告者本人が作成したものでは信用面で劣るので、それを発行できるのは、実際に取引を行った取引会社だけでしょうし、そこには『この人は、○○を××円で買って△△円で売った結果、利益は◇◇円です』等々が書いてあると思われます。

で、ここで問題になってくるのが、仮想通貨の特性である送金・(仮想通貨同士を含めた)交換が容易であり、ものによってはマイニング等の売買以外の取得手段もあるため、取引会社が正確な取得単価を把握しづらいということです。

売却金額はキッチリ把握できても、取得単価が正確でない以上、そこから計算される利益は信用できない訳で……この問題をクリアするまで、仮想通貨の税制改善は難しいように思います。

ということで、仮想通貨自体の税金を安くするのは難しそう&先が長そうなので、それらの問題の大部分をスッキリ、というか難しい問題は横に置いておいて、とりあえず仮想通貨への投資による税金を安くできそうなのが、仮想通貨ETFな訳です。

対象が仮想通貨とはいえ、実際に購入してるのはETFなので既存の枠組みのままでOK、購入金額・売却金額の把握も容易だし、法改正とかも全然必要なし。
これだけで、所得税+住民税で最大55%かかっていたものが、どんなに儲かっても20.315%へと大幅減少。 特定口座を使えば、確定申告すら不要になる可能性も、と夢が膨らみます。
仮想通貨は値動きが激しいから自分のタイミングで売買したい、とかの理由でそこまで需要ないかもしれませんが。

でも、時価総額10位までを組み入れたETFとかあったら、多少なりとも自分は買っちゃいそう。

※この記事は、Botzの想像で書いたまさに素人考えの記事なので(特に税金とかのあたり)、間違ってても許してください、なんでも(以下略

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