仮想通貨の現状
かなり久しぶりな仮想通貨に関する話題です。
あ、いまは仮想通貨じゃなくて『暗号資産』が正式名称になったんでしたっけ。
でもなんか馴染まないので、とりあえずこの記事中では『仮想通貨』と書きますね。
ご存知のとおり、仮想通貨は現在絶賛低迷中です。
低迷中ではありますが、なんだかんだ各国でいろいろと規制やらが進められていたりして、一定の市民権は得ている印象。
なので、仮想通貨及び付随するチェーンブロック等の考え方・技術なんかが、ぽいっと打ち捨てられて一気に無価値になる、なんて事は(たぶん)無いと自分は考えています。
かといって、現在使われている円なんかの既存の通貨を駆逐してそれに取って代わるとか、そういう事も少なくとも当分の間は無いとも思っています。
単純に投資対象として見ている感じですかね、というか値上がりする日を心待ちにしています(笑)
仮想通貨ETF
そんな仮想通貨の、ここ最近、去年の後半あたりから、の最大のファンダであると思われるのが仮想通貨ETFです。
その名のとおり、仮想通貨の価格に連動するように設計されたETFで、これが上場されることによって、機関投資家の参入などが起こり、諸々良いことあるよチャートも爆上げだよ!が期待される訳です。
で、その仮想通貨ETFを最初に上場しようと、いろんな会社がSECというアメリカの担当機関に申請を出している中で、最有力と見られていたのが『VanEck版CboeビットコインETF』なんです。
なんですが、その最有力候補ビットコインETFの申請が、申請を出したCboe側によって取り下げられたそうです。
申請取り下げの理由
個人的には驚いたというか、注目していた分かなり残念だった訳ですが、チャート的にはほぼ無反応……。
織り込み済みなのか、もう下げる余地も無いのか、もしくはあまり期待されていなかったのか。
他のETF候補も軒並み却下されてますから、最有力候補と言われつつ、薄々駄目だろうなみたいな空気があったんでしょうか。
Cboe側が申請を取り下げた理由ですが、アメリカで長引いている政府系施設閉鎖の影響があるそうです。
ETFを上場させるには許可が必要で、その許可を与える機関であるSECも閉鎖中。
このビットコインETFに関する審査はだいぶ前から行われていて、その最終期限が2月27日となっていた訳ですが、そんな中での長期の施設閉鎖。
これでは、充分な審査が受けられないと思ったんですかねー。
それでも、Cboeも完全に諦めた訳ではないようですし、他にETF上場を狙っている会社も複数あるみたいなので今後に期待しましょう。
……というか、アメリカの施設閉鎖はいつまで続くんだろ。