チュートリアル徳井氏の申告・税金等についてまとめてみた

記事上リンク広告

最近とても話題になっている、チュートリアル徳井氏の納税に関する問題ですが、結構詳しい情報も出てきたりしてますが、複数年に渡る問題なのでちょっと分かりづらい……。
ということで、勝手にまとめてみました。

普段はこういう時事的なものは記事にしないのですが、税金に関する事ということで興味が沸いた次第です。

概要

チュートリアル徳井氏の会社である『株式会社チューリップ』が2018年3月期までの3年間無申告、そこに税務調査が入り過去7年間について調べられた。

無申告であった3年間の課税所得が1億円、プラス申告していた4年間についても費用にならないものが2,000万円あり、合計で1億2,000万円の申告漏れということで、この税務調査で納めた税金約3,700万円

最初期の報道はこんな感じであったと記憶しています。

その後すぐに徳井氏の記者会見があり、『無申告期間以前の事についてはちゃんと納税していた』『ただただ自分がルーズであった』などと弁明していました。

この記者会見と、吉本興業が何も処分等をしないということで、なんかもやもやしつつも終わるかと思ったこの問題ですが、後日出てきた報道でかなり様子が変わってきました。

曰く、『無申告→税務署に指摘されて納付、ということを複数回していた』『期限内に申告したことが無いらしい』などなど、正直この文章を打ってても、流石にないやろーと思ってしまうような事が並んでいますが、今日10月26日、吉本興業の公式ホームページにて

チュートリアル徳井義実の税務申告漏れに関するご報告

というものが記載されました。

どうも前述の事柄は全て本当だった模様。

むしろ、より悪いまであるという……。

吉本興業による報告・法人税の申告について

ここからは、上記吉本興業公式ホームページにある報告の、抜粋及び自分なりにまとめてみたものとなります。

ちなみに吉本興業では、この報告を出すにあたって、徳井氏が委任していた税理士にも確認をとっているという事で、かなり正確な情報なんじゃないかなと思います。
必要な事が書いてあるかどうかは別として。

報告の1.には株式会社チューリップの設立時期や法人税の申告状況が記してあり、それをまとめたのが次の表です。

本来の申告期限 実際の申告時期 備考
2009年?月設立
2010年3月期 2010年5月 2012年6月25日 税務署からの指摘を受けて申告
2011年3月期 2011年5月
2012年3月期 2012年5月
2013年3月期 2013年5月 2015年7月23日 同上
※申告は左記の日時に行ったが
税金の納付をしなかったため
2016年5月に銀行預金を差し押さえられた
2014年3月期 2014年5月
2015年3月期 2015年5月
2016年3月期 2016年5月 無申告 2018年9月に国税局による税務調査
それを受けて2018年11月~12月に申告
※赤字=調査された会計期間
2017年3月期 2017年5月 無申告
2018年3月期 2018年5月 無申告
2019年3月期 2019年5月 期限内に申告済み

上から見ていくと、会社の設立が2009年、何月かまでは書いてありませんでしたが、決算月が3月ということで、実際の申告期限は2か月後の5月、つまり最初の決算は2010年5月となります。

ですが、本当に最初から見事に申告していません(笑)

『2010年3月期』『2011年3月期』『2012年3月期』この3会計期間については『2012年6月25日』、次の3会計期間については『2015年7月23日』にそれぞれ申告していますが、それも税務署から指摘があってようやくという事のようです。

しかも普通に考えて、この3年目だけに指摘があったとは思えず、これだけ無申告・期限後申告を繰り返せば、何回も税務署からの連絡はあったと思えます。
徳井氏はそれらをすべて無視した、という事ですね。

さらにさらに、2回目である『2015年7月23日』の申告ですが、この時に申告自体は行ったものの、そこで計算された税金を納付せず2016年5月に口座の差し押さえをされたそうです……。

3会計期間について、遅れて申告したあげく、その税金を1年近く納付しない……、すげぇ、ある意味すげぇよ徳井氏……。

しかも2016年5月といえば、次の決算をしなければならない時期であり、口座差し押さえまでされたら、普通に本当に普通に考えれば、『やばい、ちゃんと申告しなきゃ』となると思うんですが、そこは納税意識を微塵も持ってないであろう流石の徳井氏です、そこからまた3年間に渡って平然とスルーです。

なぜそこまで頑なに申告しないのか、そして何故3年くぎりなのか……。
本当に謎です。

そしてついに、2018年9月に税務調査が行われました。

この9月というのも微妙なとこですよね。
徳井氏は、遅れながらもそれぞれ6月と7月に申告を行っています。
もし例年通り(と言っても3年毎ですが)申告していた場合、調査は行われたのでしょうか。

まーこれだけ長期間に渡って、無申告→期限後申告を繰り返していれば、当然税務署も注視していたでしょう。
どっちにしろ、そろそろ(調査に)行くかーって感じだったでしょうか。

話がそれましたが、税務調査が行われた結果は、概ね初期の報道どおりだったようです。

税務調査の結果
調査によって増えた課税所得 法人税(本税) 加算税等 税金合計
2012年3月期~2015年3月期(4年間) 2,000万 3,010万 180万円 3,700万
2016年3月期~2018年3月期(3年間) 1億1,800万 510万円

申告済みだった2012年3月期~2015年3月期(4年間)については、計上していた費用から2,000万円がはじかれ、その分を修正申告。
無申告であった期間については、3年間合計で課税所得が1億1,800万ありました、という期限後申告。
これらの申告によって発生した法人税の合計が3,700万円、という結果だったようです。

ちなみに、法人税の本税・加算税等の区分けは吉本の報告書から読み取れたものを記載しています。
加算税の他に延滞税などもあったと思うんですが、その辺は不明です。

そういえば、徳井氏はレンタルビデオなどを延滞するのが癖だったようで、10万円も払った事がある、などという情報がネットにありました。
今回も大好きな延滞料金を沢山払えた事でしょう、よかったですね。

そして、この税務調査後の2019年3月期については、さすがに懲りたのか会社設立後初めて!
設立10年で初めて!期限内に申告したそうです。

ここまで来たら税務調査後も、無申告→期限後申告を貫いてほしかったような、そうでないような、微妙なところですね(笑)

吉本興業による報告・所得税の申告について

ここまでが想像以上にひどかった株式会社チューリップの、法人税の申告及び納税状況だった訳ですが、吉本興業の報告では、これ以降2.として、徳井氏個人の所得税についても触れられています。

詳細な税額等については記載されていませんが、申告ついては誰もが容易に予想できるように、駄目駄目だったようです。

本来の申告期限 実際の申告時期 備考
2012年 2013年3月 2015年7月23日 税務署からの指摘を受けて申告
2013年 2014年3月
2014年 2015年3月
2015年 2016年3月 2018年11月頃 法人に対する税務調査時に
指摘を受けたと思われる
2016年 2017年3月
2017年 2018年3月
2018年 2019年3月 期限内に申告済み

2012年以前の事については記載がありませんでしたが、この表だけでまさに、『あぁ……、うん……、知ってた』状態です。

当然のように期限内には申告せず、法人の申告の際に一緒に行っていたようです。

あー、こっちでも本来なら払わなくてよかった延滞金とかいっぱい払ってるんだろうなぁ(遠い目)

まとめ

ということで、申告状況については想像以上にとてもとても悪いものでした。

その一方、申告していなかった所得や税金の額については、概ね初期の報道どおりだったんじゃないでしょうか。
(所得税については、かなりプライベートな個人情報のためか、税金の金額についての記載がなく、よく分かりませんでしたが)

という事で長くなってしまいましたので、この記事を終わりにしたい……ところですが、まだちょっと続きます。

法人が支払わなければいけない税金は、法人税、そこに法人住民税・事業税などが含まれていたとしても、それだけじゃありません。

いろいろありますが、少なくても最近税率の上がった消費税がありますよね。

ということで続きます。

吉本興業による報告に記載のなかった税金について

朝日新聞の記事です。

徳井さん、追徴課税1億円超えていた 昨年末納付済ます
※現在リンク切れ

この記事は、吉本興業の報告のように詳しく書いてある訳ではありませんが、その報告に(故意になのかそうでないのか)記載のなかった、『消費税』と、会社が給料を支払った際に徴収して納付する義務のある『源泉所得税』について書かれた部分があります。

それによると、2018年9月に税務調査があった際に、(当たり前ですが)消費税や源泉所得税についても調べが入った結果、納付税額が発生。

調査期間である7年間で、それぞれ『消費税約2,100万円』『源泉所得税約4,400万円』を納付したとのこと。
(おそらく加算税等全部ひっくるめての額と思われます)

そして、これらを先の法人税額と合算すると、今回の税務調査で発生した税額は、じつに『1億200万円』となります。

『3,700万円』といわれていた税額が『1億200万円』……。
こうなると見えてくる景色がだいぶ変わってきますなぁ(ゲス顔)

一部噂では、修正申告で済むか逮捕されるかは、税額1億円とも言われています。

徳井逮捕至らなかったのは追徴税額/税理士解説
※現在リンク切れ

ただでさえSNSで吠えまくっている某青汁の人がまた暴れだしそうですなぁ(ニヤニヤ

徳井氏はこれからどうなるのか

はい、というころで、ここまでちょっとふざけたりして書いてきて、これから徳井氏はどうなるのか、という事ですが、別にどうもならないでしょう。
ここから逮捕されたり、なんて事は無いと思います。
勿論これから隠されていた材料が出てくれば話は別です。

あっても吉本から謹慎を言い渡されたり、イメージ的に悪くて仕事が減ったり、それくらいじゃないでしょうか。

理由としては、前述の税金関係について、全てが既に行われた『税務調査の結果』であり、修正申告により事が既に終了している点。
他にもいろいろあるとは思いますが、これにつきると思います。

自分の時とは処分が違うなどと騒いでる人も見受けられますが、そういう場合はたいがいちゃんとした理由があったりするものです。
司法や税法等がちゃんと運用されている、そう思いたいというのもありますが。

脱税した金額行った行為の悪質性税務調査時にちゃんと協力したか、などなど、脱税額で1億円というのは、単なる1つの目安にすぎないんだと思います。

実際に、ネットでいろいろ脱税事件を調べていたら、『オンライフ』という会社の役員が法人税約6,600万円を脱税して在宅起訴されたという記事を見ました。

6,600万円というと、1億円からはだいぶ遠い金額に感じられますので、よほど悪質な行為だったか、それなりの理由があったのでしょう。

……まあ、一般人の自分からしたら1億でも6,000万でも、手の届かない夢のようなお金であることに変わりはありませんけどね(笑)

自分達は『税金』とどう向き合っていくべきか

なんかこんなタイトル書くと、どこぞの自己啓発セミナーみたいで気持ち悪いし、『税金とはなんなのか?』みたいなとこまで煮詰まると哲学的になってきちゃいますが、まー結局のところ

『税金』とは適切に付き合っていくしかない

これに尽きると思います。

できることなら税金なんて1円たりとも払いたくはないし、面倒な申告もしたくはありません。
皆がそう考えていると思います。
しかし、日本に住んでいる以上は、その法に従うしかないのです。

『適切に付き合う=法に許された範囲で節税しながらきちんと納税する』
自分はそう考えます。

さらに簡単に言えば、『脱税ダメ!絶対!!』
そういう事です。

ブログ村
スポンサーリンク
記事下336-280広告
記事下336-280広告
スポンサーリンク
記事下336-280広告