楽天証券のつみたてNISA対象ファンドは150もあります
こちらの記事に書いたように、自分は楽天証券のつみたてNISAで3%のポイントを貰うつもりであり、そのために数あるファンドの中から15銘柄を選ばなければいけません。
※現在上記の楽天ポイントが3%貰える方法は改正されて使えません
15銘柄といっても実際は、『分配金『受取型』『再投資型』の両方を購入する7銘柄』と『残り1銘柄』で、全部で8銘柄を選べばOKです。
選べばOKなんですが、楽天証券でつみたてNISAの対象となっているファンドはじつに150もあり、そこから漠然と選ぶのはなかなか難しいです。
まず投資方針を決める
なので最初にいくつか簡単な方針を決めました。
まずは対象範囲、『全世界』『米国』『先進国』『新興国』で分けて考える。
『新興国』のかわりに『日本』を入れる、もしくは加える事も考えましたが、やめました。
つみたてNISAは長期投資となりますので、それを考えた時に日本は微妙かなという思いがあったからです。
それに『全世界』等に多少なりとも入ってるでしょうし(多分)。
こういう地域に分けて投資する際には、本来ならこっちに○%あっちに○%といったような最適解があるんでしょうが、そういう難しい事は分からないので適当に選びました(笑)
次に、何種類かの資産に分けて投資する均等型は除外して、株のインデックスファンドに絞る、です。
だたでさえファンドが多くて悩んでいるのに、『株と債券の割合は~』なんてことを考えてたら、決められる気がしません。
なので、株以外はザックリ除外しました。
でもいま考えると、逆に資産均等型だけにするというのも有りだったかなぁと思います。
分散投資したほうが安全なのは間違いないですし。
で、とにかく方針は決まったので、あとは決めていくだけです。
こういう時、自分の性格的に半端な部分から埋めたいので、最初に考えるのは上記でいう、『残り1銘柄』からです。
ここにどの地域を当てはめるかはすぐ決まりました。
『新興国』です。
自分の中で『新興国』は、長期投資をするにあたってどうなのかなーいちおう抑えたほうが良いのかなー何があるか分からないし、というなんとも扱いが難しい地域なので。
新興国
ファンド名 | 信託報酬(%) | 純資産額(億円) |
eMAXIS Slim新興国株式 | 0.20412 | 107.36 |
SBI新興国株式(雪だるま) | 0.19480 | 10.29 |
iFree新興国 | 0.36720 | 19.82 |
たわらノーロード新興国 | 0.36720 | 48.02 |
ニッセイ新興国株式 | 0.20412 | 7.12 |
※純資産額は自分が調べた時(2018年12月末頃)のものです
ということで、とりあえず有名どころを羅列して考えます。
まず、信託報酬が0.3%以上となっている『iFree』『たわらノーロード』は除外。
並べて比べると、SBIの『雪だるま』が純資産額は低いものの信託報酬が一番低いというのが意外です。
低信託報酬といったら、『eMAXIS Slim』か『ニッセイ』と思い込んでいました。
『eMAXIS Slim』と『雪だるま』で悩みましたが、意外性をとってここは『SBI新興国株式(雪だるま)』に決めました。
米国
『新興国』が決まったので、次は『米国』です。
何故なら、つみたてNISAをやるなら買いたいと以前から決めていた銘柄がある、悩まなくすむからです。
ファンド名 | 信託報酬(%) | 純資産額(億円) |
楽天全米株式 | 0.16960 | 281.98 |
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
0.17280 | 80.61 |
iFree S&P500 | 0.24300 | 64.07 |
※純資産額は自分が調べた時(2018年12月末頃)のものです
それがこの3銘柄です。
可能ならここに、楽天の米国高配当株式(楽天VYM)も加えたいのですが、つみたてNISAの対象になってませんからねー、残念ですが。
ぜひぜひ楽天には頑張っていただいて、追加して欲しいです。
(それが可能なのか分かりませんが)
『新興国』と『米国』が決まり、7/15が埋まりました。
これで残りは4銘柄(×2)となり、地域としては『全世界』と『先進国』が残っていますので、さっくり2等分して2銘柄づつ選ぶことにしました。
全世界
ファンド名 | 信託報酬(%) | 純資産額(億円) |
楽天全世界株式 | 0.22960 | 154.91 |
eMAXIS Slim全世界 | 0.15336 | 4.34 |
eMAXIS Slim全世界 (除く日本) |
0.15336 | 30.92 |
SBI全世界株式(雪だるま) | 0.15000 | 15.25 |
※純資産額は自分が調べた時(2018年12月末頃)のものです
『全世界』から決めていきます。
まず、信託報酬の面でちょっと迷いましたが『楽天』は確定で。
投資をはじめてからというもの、なにかと楽天贔屓となっております。
で、残り3つの中から選ぶわけですが、ここでも『雪だるま』の信託報酬の低さが目につきますが、『除く日本』の文字に惹かれて『eMAXIS Slim(除く日本)』に決定。
ということで、『全世界』は『楽天全世界株式』と『eMAXIS Slim全世界(除く日本)』で、11/15が決定です。
先進国
ファンド名 | 信託報酬(%) | 純資産額(億円) |
eMAXIS Slim先進国 | 0.11772 | 269.49 |
iFree 外国株式 | 0.20520 | 17.39 |
ニッセイ外国株式 | 0.11772 | 1027.14 |
たわらノーロード先進国 | 0.21600 | 281.06 |
SBI先進国(雪だるま) | 0.11550 | 6.2 |
※純資産額は自分が調べた時(2018年12月末頃)のものです
『先進国』は人気があるのか、上記以外にも候補が沢山ありましたがすべては見切れないので、有名どころかつ買付ランキング上位の中から決めます。
ここでも『雪だるま』の信託報酬が一番低い訳ですが、いかんせん純資産の差が大きいですし、素直に『eMAXIS Slim先進国』と『ニッセイ外国株式』にしておきました。
これで15/15すべてが決まりました。
2019年つみたてNISA銘柄
〇米国
『楽天全米株式』
『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』
『iFree S&P500』
〇全世界
『楽天全世界株式』
『eMAXIS Slim全世界(除く日本)』
〇先進国
『eMAXIS Slim先進国』
『ニッセイ外国株式』
〇新興国
『SBI新興国株式(雪だるま)』
ということで、2019年のつみたてNISA銘柄は、以上のようになりました。
今回いくつかの対象地域ごとに分けてを決めた訳ですが、『全世界』『先進国』にもアメリカが結構な割合入ってる事を考えると、正直なところ大半がアメリカ株なんですよね、これ。
かと言って、他の地域のどこに?となると、うーん……と悩んでしまいますが。