ウェルスナビWealthNavi『手数料1%』安いのか高いのか考える その1

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ウェルスナビのサイトを見ると、『手数料1%(年率)』(以下(年率)省略)が特徴の1つとして記載されていますが、実際この手数料は高いのか、それとも安いのか考えてみたいと思います。

ここまで手数料1.08%について考えてきた訳ですが、最後に一番肝心な、手数料が高いなら自分で全部やれば良いんでは?っていうお話です。 当たり前ですけど、ウェルスナビを使うことで手数料が発生する訳で、それが嫌なら自分でやらなきゃって事で、その場合のコストを調べてみることにします。
もう3ヶ月も前のものになりますが、上記2つの記事で、ウェルスナビとETFを自分で購入する場合を比較した訳ですが、今回はウェルスナビと投資信託とで比較してみたいと思います。

そもそも『手数料1%』は正しいのか

そこからかよ、って話ですが大事な事なので。

『手数料1%』が正しいのか正しくないのか。 これは、払う方(利用者)から見たら間違ってるし、受け取る方(ウェルスナビ)としては正しい、と言えると思います。

ウェルスナビのサイトには、正確な1日分の手数料の計算式が載っていて、

1日分の手数料の計算式:計算日の時価評価額×1%(手数料率)÷365×1.08(消費税)

これを月末まで利用日数分繰り返して、次月の頭に払うそうです。

で、問題は赤字の消費税部分で、この部分入れると、正確に言ったら1%じゃなくて1.08%じゃんってなる訳です、細かい事ですけど。

実際ウェルスナビのサイトでも『1%(税別)』の表記が出てくるのは、スクロールバーをずずっと動かして、ページ中ごろまで行かないと出てこないんですよね……。 確信犯か!?

ウェルスナビの立場からしたら、消費税部分は自社の収益にならないので、『利用者から貰ってる手数料は1%だし!残りは消費税だし!』って事なのかもしれませんが、払ってる方からしたら『1.08%払ってるし!収益になる・ならないなんて知らんし!』って感じなので、ここでは手数料1.08%で考えていきたいと思います。

ちなみに、ETFや投資信託に投資する際の費用としては、購入時手数料・信託財産留保額(売る時にかかる手数料)・信託報酬があって、さらに自分でウェルスナビが扱ってるような海外ETF等を買う場合には、円を外貨にしなければならず、この時に為替手数料もかかります。

購入時・売却時の手数料は良いとして、信託報酬が分かりづらいですよね。 自分もイマイチですw
要は、そのファンドを運用してる会社がランニングコスト(と自分たちの収益)として、手数料を取ってる訳ですね、多分。

そのお金は購入者が直接払う訳じゃなくて、運用益から差し引かれてるので、間接的に払ってるイメージ。

で、ウェルスナビは、この信託報酬以外の手数料すべてひっくるめて1.08%って事です。

信託報酬は直で運用会社に行っちゃうからね、しょうがないね。

手数料1.08%の重み

次は支払ってる1.08%の手数料、これがどれくらい影響してくるのか、です。

初期投資金額40万円で20年間、分配金等の収益は全て再投資にまわす、いわゆる複利で運用した時の、手数料1.08%の影響が分かるように表をつくって見ました。

収益の年率はそれぞれ、2%・4%・6%として、同時に手数料が差し引かれたものとの比較も行ってます。

年数 2% 4% 6%
2% 0.92% 差額 4% 2.92% 差額 6% 4.92% 差額
1 400,000 400,000 0 400,000 400,000 0 400,000 400,000 0
2 408,000 403,680 -4,320 416,000 411,680 -4,320 424,000 419,680 -4,320
3 416,160 407,393 -8,767 432,640 423,701 -8,939 449,440 440,328 -9,112
4 424,483 411,141 -13,342 449,945 436,073 -13,872 476,406 461,992 -14,414
5 432,972 414,923 -18,049 467,942 448,806 -19,136 504,990 484,722 -20,268
6 441,631 418,740 -22,891 486,659 461,911 -24,748 535,289 508,570 -26,719
7 450,463 422,592 -27,871 506,125 475,398 -30,727 567,406 533,591 -33,815
8 459,472 426,479 -32,993 526,370 489,279 -37,091 601,450 559,843 -41,607
9 468,661 430,402 -38,259 547,424 503,565 -43,859 637,537 587,387 -50,150
10 478,034 434,361 -43,673 569,320 518,269 -51,051 675,789 616,286 -59,503
11 487,594 438,357 -49,237 592,092 533,402 -58,690 716,336 646,607 -69,729
12 497,345 442,389 -54,956 615,775 548,977 -66,798 759,316 678,420 -80,896
13 507,291 446,458 -60,833 640,406 565,007 -75,399 804,874 711,798 -93,076
14 517,436 450,565 -66,871 666,022 581,505 -84,517 853,166 746,818 -106,348
15 527,784 454,710 -73,074 692,662 598,484 -94,178 904,355 783,561 -120,794
16 538,339 458,893 -79,446 720,368 615,959 -104,409 958,616 822,112 -136,504
17 549,105 463,114 -85,991 749,182 633,945 -115,237 1,016,132 862,559 -153,573
18 560,087 467,374 -92,713 779,149 652,456 -126,693 1,077,099 904,996 -172,103
19 571,288 471,673 -99,615 810,314 671,507 -138,807 1,141,724 949,521 -192,203
20 582,713 476,012 -106,701 842,726 691,115 -151,611 1,210,227 996,237 -213,990

1.08%でも、20年後には10万円から変わってくると考えると、こういう複利かつ長期運用をするときは、数パーセントの違いが最後には大きくなってくるのが良く分かりますね。

例えば積立NISAの場合、全体で考えるとさらにこの20倍になる訳ですから、かなりの金額になります。
積立NISAに限らず長期投資では、リターンの安定していて信託報酬(ランニングコスト)が安い傾向にあるインデックス系が、さらにその中で少しでも信託報酬の安いものが好まれるのも分かりますね(アクティブ系の『ひふみ』もめちゃ人気ありますけど)。

長期運用の場合、頻繁に売り買いしないので売買手数料はあまり重視されなく、保有してる間ずっとかかってくる信託報酬が重要になってくるんですね。

結論、ウェルスナビの手数料うんぬんというより『長期運用する際、ランニングコストとして1.08%かかるのは影響が大きい』ですね。

手数料からは話が変わりますが、複利6%で20年後には元金3倍になるんですね。 20年間ずっと6%の運用益を出すというのは難易度的にどうかと思いますが、4%でも2倍以上な訳で。
VTとかVTIなんかは5~7%くらい出てるっぽいのかな?

はるか昔、日本の預金利息が、普通預金で3%、定期預金では6%近いという時代があったそうですよw
元本保証されて20年後に3倍近くになるんなら、そりゃーみんな貯金しますよね。

というか預金の利息で、現代の有名ETFと同じくらいの利率出してた事を考えると、月並みですが、昔は良かったんだなーとしみじみ思いますね。

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